どうもポテトです。
前回投稿した、短編小説で全米が泣いたようなので二作目を投稿します。
みんなも次作品待ってたよね?
ちなみに僕の処女作が見たい人はこっちだよ。
じゃあ今日も楽しんでね☆
タイトル「表情のゆくえ」
「ふはははー!」
正午過ぎ、いつも静かな公園。奥に二台のベンチだけが置いてある寂れたその場所で大きな奇声が鳴り響く。
そう、俺の声だ。
俺は毎週土曜日、正午になると公園に行き、そのど真ん中で立ち屈しながら、一人で笑うのが日課だ。
なんでそんな奇行をしているかって?それは俺が奇行種だからだ。あの変な走り方をする奇行種だ。進撃の巨人って面白いよな。
冗談は置いておき、俺には笑わせたいやつがいる。だからまずは笑う人の感情を緻密に分析することにした。
それ以来、俺は至る場所とシチュエーションで己が自身で笑ってみることで笑いの研究をすることにした。これぞ人体実験。身体は傷つかないが、何か大切なものが傷つく人体実験である。
最初は家の中で一人で笑ってみた。でもどうも爽快感がない。もっと圧倒的インパクトと爽快感がないとあいつは笑ってくれないだろう。そこで爽快感の代名詞であるこの寂れた公園というわけだ。
この続きはcodocで購入